@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001220, author = {風間 , 慶祐 and 塩澤, 学 and 里吉, 哲太 and 渥美, 陽介 and 稲垣, 大輔 and 樋口, 晃生 and 村川, 正明 and 青山, 徹 and 山本, 直人 and 大島, 貴 and 利野, 靖 and 森永, 聡一郎 and 益田, 宗孝}, issue = {1・2}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {May}, note = {症例は69歳女性.腹部膨満感と食思不振を主訴に他院を受診し,るい痩と腹水貯留を指摘され2016年1 月に当院紹介となった.腹部CT検査では腹腔内に大量の腹水貯留を認めた.大腸内視鏡検査ではS状結腸に1型病変を認め,同部からの生検はGroup5(tub1 )であった.患者は虫垂切除の既往があり,両側卵巣に異常は認めなかった.以上からS状結腸癌原発の腹膜偽粘液腫を疑い,手術の方針とした.術中所見では腹腔内に約4.8kg のゼリー状腹水が貯留しており,小結節性病変が散在した.可及的に摘出し大量洗浄を施行した.S状結腸周囲には特に多くの結節性病変とゼリー状物質が付着していた.D3 郭清を伴うS状結腸切除術を施行した.病理組織検査の結果はS,type1 ,30×25㎜,tub1 >muc,pT1 (SM),ly 0 ,v 0 ,pN 0 ( 0 /37)であった.検体漿膜側や摘出した腹水中にも同様の腫瘍細胞が存在し,いずれにおいてもS 状結腸癌と同様にCK7 (-),CK20(+),CDX- 2 (+)であった.S状結腸癌原発の腹膜偽粘液腫と診断した.KRAS mutation(+)(codon12;G12D)であり,術後はSOX+BVの化学療法の方針とし,現在術後1年無増悪経過中である.S状結腸癌原発の腹膜偽粘液腫は稀であり,更に壁進達度SMの報告は本邦では無いため,報告した.}, pages = {11--15}, title = {壁深達度SMのS字結腸癌原発の腹膜偽粘液腫の一例}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {カザマ, ケイスケ and シオザワ, マナブ and サトヨシ, テツタ and アツミ, ヨウスケ and イナガキ, ダイスケ and ヒグチ, アキオ and ムラカワ, マサアキ and アオヤマ, トオル and ヤマモト, ナオト and オオシマ, タカシ and リノ, ヤスシ and モリナガ, ソウイチロウ and マスダ, ムネタカ} }