@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001341, author = {深野, 雅彦 and 高, 蓮浩 and 岡村, 陽子 and 中島, 光一 and 白倉, 立也 and 髙橋, 敬二 and 野澤, 博 and 福島, 恒男 and 西野, 晴夫 and 松島, 誠}, issue = {4}, journal = {横浜医学, Yokohama Madical Journal}, month = {Oct}, note = {【対象と方法】2011年1 月から2016年12月までに,アメーバ性大腸炎と診断された53例を対象とし臨床的に検討した.【結果】①男性46例,女性7 例で男性に多かった.年齢は平均54才であった.②主訴は下血27例,便潜血陽性13例,大腸ポリープの定期検査9 例,下痢3 例,人間ドック1 例であった.特に自覚症状のない症例が23例(便潜血陽性13例,大腸ポリープの定期検査9 例,人間ドック1例)認められた.③病変の部位は盲腸および上行結腸が23例,直腸17例,盲腸・上行結腸と直腸が9例,大腸全体が4 例あった.自覚症状の有無と病変の部位をみると、自覚症状の無い症例では盲腸および上行結腸に病変を認めるものが多く,自覚症状のあるものでは直腸に病変が多かった.④感染経路は性感染症が疑われた症例が13例,渡航歴のあるものが2 例認められたが,不明のものが38例で多数を占めた.⑤確定診断を得た検査は病理検査が24例,病理検査と鏡検が14例,鏡検が13例,アメーバ抗体検査が2 例であった.⑥経過をみると、全例にmetronidazoleが投与された.治療後に再検査されたものが34例,経過を追えなかったものが19例あった.再検査されたもののうち治癒が確認されたものが29例あった.【結語】アメーバ性大腸炎は男性に多く,幅広い年齢にみられた.自覚症状のな症例も多くみられた.自覚症状のない症例では病変が盲腸・上行結腸に多くみられ,大腸内視鏡検査が有効であると考えられた.治療はmetronidazoleが有効であった.しかし,経過を追えなかったものも多数みられた.}, pages = {499--503}, title = {アメーバ性大腸炎症例の臨床的検討}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {フカノ, マサヒコ and コウ, リョンホ and オカムラ, ヨウコ and ナカジマ, コウイチ and シラクラ, タツヤ and タカハシ, ケイジ and ノザワ, ヒロシ and フクシマ, ツネオ and ニシノ, ハルオ and マツシマ, マコト} }