@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001344, author = {清水, 康博 and 杉田, 光隆 and 大石, 裕佳 and 中嶌, 雅之 and 小野, 秀高 and 馬場, 裕之}, issue = {4}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Oct}, note = {症例は38歳,男性.右下腹部痛を主訴に当院に救急搬送された.来院時,右下腹部を中心に強い圧痛と腹膜刺激症状を認めた.腹部造影CTでは虫垂の軽度腫大と周囲の脂肪織濃度上昇を認め,そのすぐ背側に虫垂との連続性が一部不明瞭な液体貯留を認めた.限局的腹水貯留もしくは膿瘍形成を伴った虫垂炎と診断し,同日緊急手術を施行した.腹腔下で手術を開始し腹腔内を観察すると,炎症性に発赤・腫大した虫垂を認め,虫垂を授動するとそのすぐ背側に発赤・腫大したMeckel 憩室を認め,その根部付近で穿孔をきたしていた.虫垂切除,Meckel 憩室切除,腹腔内ドレナージを施行し終刀とした.切除標本では,虫垂の漿膜面にMeckel 憩室穿孔の炎症の波及を認めたが粘膜面に炎症は認めなかった.術後経過は良好で第5 病日に退院となった.自験例はMeckel 憩室か虫垂炎か鑑別診断が困難であり,従来の交差切開法による開腹手術ではMeckel 憩室穿孔を同定困難であった可能性がある示唆に富む1 例であった.}, pages = {517--521}, title = {腹腔鏡手術が診断・治療に有効であったMeckel憩室穿孔の1例}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {シミズ, ヤスヒロ and スギタ, ミツタカ and オオイシ, ユカ and なかしま, マサユキ and オノ, ヒデタカ and ババ, ヒロユキ} }