@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001345, author = {安岡, 裕司 and 荻野, 浩希 and 岩瀬, わかな}, issue = {4}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Oct}, note = {55歳女性. 3 年前に臀部に腫瘍があることに気付いた.徐々に拡大したため,近医皮膚科より治療目的に紹介された.左臀部には75×70×55mm大の隆起性腫瘤を認めた.皮膚には潰瘍を認め,潰瘍面には黒色壊死や発赤を伴う腫瘤が露出し,悪臭を放っていた.造影CTでは左臀部皮下に46×62×64mm大の比較的境界明瞭な分葉上の腫瘤を認めた.切除生検目的に摘出された検体は肉眼的には皮下に境界明瞭な結節を形成,内部に石灰化,壊死を認めた.HE(ヘマトキシリン・エオジン)染色では間葉系組織由来と思しき紡錘形や卵円系の細胞の増生が見られ,背景には粘液性間質や骨組織,石灰化を認めた.免疫組織化学染色でS-100,NSE陽性,デスミン,SMA,GFAPは陰性であった.骨化性線維粘液性腫瘍と診断した.骨化性線維粘液性腫瘍は中間悪性型に属し,一部の症例で局所再発を来し,稀ではあるが遠隔転移をすることがある.皮下の骨化を伴う軟部腫瘍では稀ながら骨化性線維粘液性腫瘍も鑑別にあげることが重要と思われた.}, pages = {523--526}, title = {臀部に発生した骨化性線維粘液性腫瘍の1 例}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {ヤスオカ, ユウジ and オギノ, ヒロキ and イワセ, ワカナ} }