@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001359, author = {有本, 梓 and 田高, 悦子}, issue = {1}, journal = {横浜看護学雑誌}, month = {Mar}, note = {【目的】行政保健師における児童虐待事例への支援に対する困難感(以下、困難感)の理由と特徴を明らかにする。 【方法】全国1,734市区町村母子保健担当部署に勤務する保健師502名から回答が得られ、困難感を感じる理由について自由記述に回答した227名を分析対象者とした。2017年2-4月に無記名自記式質問紙調査(郵送法)を実施した。調査内容は、個人特性、職場特性、困難感の程度と自由記述とした。基礎集計、困難感と各特性の関連を検討し、困難感の理由を質的・量的に分析した。 【結果】年齢40.5±9.1歳、女性97.8%、所属自治体は市125(55.1%)、94.4%が困難感を感じており、人口規模1万人未満の自治体の保健師に比べ、10万人以上の自治体の保健師では困難感をよく感じる割合が有意に高かった(p<0.05)。困難感の理由を分類した結果、回答の多い分類は、介入方法、健康問題と生活課題の重複、関係機関連携の難しさ、養育者が支援を拒否する、支援体制や社会資源の少なさであった。 【結論】児童虐待事例への困難感の理由と特徴を初めて示した。人口規模10万人以上の自治体での困難感軽減に向けた取り組み、共通内容の研修プログラムの開発および支援体制整備の必要性が示唆された。}, pages = {19--27}, title = {行政保健師における児童虐待事例への支援に対する困難感の理由と特徴}, volume = {11}, year = {2018}, yomi = {アリモト, アズサ and タダカ, エツコ} }