@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001430, author = {森田, 順也 and 青山, 徹 and 天野, 新也 and 前澤, 幸男 and 澤崎, 翔 and 沼田, 正勝 and 佐藤 , 勉 and 山田 , 貴允 and 林, 勉 and 小澤, 幸弘 and 大島, 貴 and 湯川, 寛夫 and 利野, 靖 and 益田, 宗孝}, issue = {1・2号}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {May}, note = {症例は68歳,女性.2017年7 月,右鼠径部腫瘤を主訴に当科受診した.現病歴は,2007年からの右鼠径部の膨隆を自覚していたが,経過観察していた.今回,2017年7 月ごろから腫瘤の増大を認めたため受診となった.来院後の検査所見のComputed tomography(以下CT)で右鼠径部の嚢胞性病変を認めた.嚢胞は内部均一であり腹腔内との交通を認めないことからNuck管水腫の診断となった.本症例では腹腔内との連続を認めずヘルニアの合併も否定できないため前方アプローチによる手術を選択した.手術所見は外鼠径輪から突出する形で弾性軟な嚢胞性腫瘤を認め,嚢胞は腹腔内との連続性は認めなかった.子宮円索を高位結紮し切離して腫瘤を摘出,内ヘルニア門は1 横指弱であり補強目的にmesh-plug 法を施行した.病理組織学的所見でもNuck管水腫であり,子宮内膜症や癌の合併は認めなかった.Nuck管水腫はまれな疾患であり,その発生頻度は女児で0.1%と推定されている.またその多くは思春期までの小児期に診断されており成人での報告はさらに少ない.今回成人女性に発生したNuck管水腫は,きわめて珍しい症例であり,文献的考察と合わせて報告する.}, pages = {7--10}, title = {成人に発生したNuck管水腫の1例}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {モリタ, ジュンヤ and アオヤマ, トオル and アマノ, シンヤ and マエザワ, ユキオ and サワザキ, ショウ and ヌマタ, マサカツ and サトウ, ツトム and ヤマダ, タカノブ and ハヤシ, ツトム and オザワ, ユキヒロ and オオシマ, タカシ and ユカワ, ノリオ and リノ, ヤスシ and マスダ, ムネタカ} }