@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001437, author = {藩, 龍馬 and Ban, Tatsuma}, issue = {1・2}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {May}, note = {転写因子interferon regulatory factor-5(IRF5)は自然免疫応答において重要な役割を担う一方で,全身性エリテマトーデス(SLE)の病態発症と関連することが知られている.我々はToll様受容体(TLR)を介した自然免疫応答シグナル伝達経路においてIRF5と直接結合し,その転写活性化能を選択的に抑制する制御因子としてLynを同定した.さらに,SLEマウスモデルのひとつであるLyn欠損マウスを用い,IRF5の過剰な活性化がSLE様病態を引き起こし,IRF5の欠損はその発症を阻止することを明らかにした.我々が研究したLyn欠損マウスを含め,これまで研究された全てのSLEモデルマウスにおいて,IRF5が病態発症に必須であることが示されている.したがってIRF5はSLEの有力な治療標的であり,その活性や発現の選択的阻害が新規治療法開発につながる可能性が期待される.}, pages = {59--65}, title = {全身性エリテマトーデスの治療法開発に向けた自然免疫応答制御機構の解明}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {バン, タツマ} }