@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001677, author = {竹内, 正樹}, issue = {4}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Oct}, note = {ベーチェット病は発作と寛解を繰り返す全身性炎症疾患である.北緯30度から45度の地中海沿岸諸国,中近東,東アジアにかけて好発地域が存在し,地理的な特徴からシルクロード病とも称される.発症原因はいまだ不明ではあるが,遺伝要因と環境要因の双方が関与している.近年の技術の進歩により,ゲノム全域の一塩基多型をターゲットにしたゲノムワイド関連解析が可能となり,ベーチェット病の遺伝要因の解明が飛躍的に進んだ.我々は,世界5か国の研究機関の協力のもと免疫関連遺伝子領域に特化したマイクロアレイを用いたベーチェット病過去最大の遺伝子解析研究を行い,新たに6つの疾患感受性遺伝子を同定し,ベーチェット病の病態の解明に大きく貢献した.本稿では,ベーチェット病の遺伝要因や遺伝学的知見によって明らかとなったベーチェット病の病態今後の研究の展望について概説する.}, pages = {589--596}, title = {多人種集団を対象とした大規模ゲノム解析によるベーチェット病の分子遺伝学的発症機序の解明}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {タケウチ, マサキ} }