@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001680, author = {鈴木, 佳奈 and 徳永, 友里 and 落合, 亮太 and 今津, 陽子 and 渡部, 節子}, issue = {1}, journal = {横浜看護学雑誌, Yokohama Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {ヒト免疫不全ウイルス (HIV)の蔓延防止は国際的な課題であり、特にアフリカでは深刻な状況が続いている。HIV検査受診の関連要因には、促進要因と阻害要因があり、それらには性差があることが示唆されている。そこで、本研究では、HIV検査受診率向上に資するために、アフリカにおけるHIV検査の促進要因・阻害要因を性差に着目して明らかにすることを目的に、過去10年間の文献検討を行った。 PubMedより抽出した13文献を検討し、Qiaoら(2018)に倣って4要因に分類した結果、以下の知見を得た。個人要因における促進要因は、男性では35~49歳であること、既婚または同棲していること、女性では20~34歳であること、離婚していること等、阻害要因は男女共通で、性的パートナー数が複数であることやHIV検査の必要性を感じていないことであった。家族要因における促進要因は、男性では家族としての責任、女性は妊娠していること等、阻害要因は、男性では子どもがいることであった。社会文化的要因における促進要因は、男女共通して身近な人がAIDSで亡くなったこと、阻害要因は、男性ではHIV検査結果への恐れ等であった。保健システム要因における促進要因は、医師からのHIV検査受診の勧め、病院までの距離が短いこと等であった。 本研究で、HIV検査受診の促進要因と阻害要因を性差に着目して明らかにしたことは、アフリカにおけるHIV検査促進プログラムの開発に寄与すると考える。}, pages = {1--11}, title = {アフリカにおけるHIV検査の促進要因・阻害要因に関する文献検討ー性差に着目してー}, volume = {12}, year = {2019}, yomi = {スズキ, カナ and トクナガ, ユリ and オチアイ, リョウタ and イマヅ, ヨウコ and ワタベ, セツコ} }