@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001687, author = {鈴木, 愛子 and 伊吹, 愛 and 竹田, 弘美 and 秋吉, 彩香 and 平田, 友美 and 小山, 猛 and 赤瀬, 智子}, issue = {1}, journal = {横浜看護学雑誌, Yokohama Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {目的:本研究は、逆行性超選択的動注化学放射線療法を受ける口腔癌患者に生じる皮膚障害発症の実態及び重症化の要因を明らかにすることを目的とした。 方法:単施設における縦断的実態調査研究を実施した。動注CRTを受ける患者の皮膚状態を治療開始前日から終了時まで観察し、皮膚障害発生時期と主観的症状の関連を検討した。皮膚障害悪化の要因を明らかにするため、放射線皮膚炎のグレード評価によりグレード3まで移行した者を「重症化群」、グレード1~2にとどまった者を「非重症化群」とし、基本属性および関連要因を2群間で比較した。 結果:対象者13名(男性6名、女性7名)が調査に参加した。放射線総量20Gyの時点で13名のうち9名(69%)に皮膚障害が発生し、40Gyの時点で13名全員にグレード1以上の皮膚障害が発生した。皮膚炎の重症化群(7名)は非重症化群(6名)と比較して放射線照射20Gyの時点における体重減少率が有意に高かった。 考察:動注CRTを受ける患者は、全身化学放射線療法を受ける患者と比較して早期に皮膚障害が発生すること、自覚症状出現時には皮膚障害の悪化が予測されることより、自覚症状の早期発見と、予防的ケアの重要性が示唆された。また、治療開始後早期の体重減少は皮膚障害の悪化に影響するため、体重減少が少ないもしくは最小限におさえられるような援助が必要であると考えられる。}, pages = {48--54}, title = {逆行性超選択的動注化学放射線療法を受ける口腔癌患者に発生する皮膚障害の実態調査}, volume = {12}, year = {2019}, yomi = {スズキ, アイコ and イブキ, アイ and タケダ, ヒロミ and アキヨシ, アヤカ and ヒラタ, トモミ and コヤマ, タケル and アカセ, トモコ} }