@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001795, author = {樋口 , 晃生 and 加藤, 直人 and 岡本, 咲 and 西山, 幸子 and 戸田, 宗治 and 藤澤, 順 and 松川, 博史 and 玉川, 洋 and 益田, 宗孝}, issue = {1}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Jan}, note = {症例は80歳女性.左乳癌に対して2016年3乳房切除+センチネルリンパ節生検施行.病理 組織診断はPapillotubular carcinoma,EIC(+), f,ly0,v0,NG2( NA2,MC2), ER0,PgR0,HER2(3+), Ki67(40-50%), SLN(0/3), pT2N0M0stageIIAであった.高齢のため術後補助化学療法行わず経過観察の方針とした.2016年10月左腋窩リンパ節再発認めたため腋窩リンパ節廓清施行.患者希望により術後経過観察の方針とした.しかし2017年5月左腋窩リンパ節に再再発認めたためトラスツズマブ +ペルツズマブ併用療法(トラスツズマブ:初回8mg/kg,2回目以降6mg/kg,ペルツズマブ:初回840mg,2回目以降420mg 投与間隔3週毎)開始.初回は高齢のためトラスツズマブのみ投与した. 有害事象を認めなかったため2クール目からはぺルツズマブを併用開始した.併用療法開始3週間後に呼吸苦出現.心臓超音波検査で肺高血圧症と診断され治療中止した.2017年7月症状改善したためトラスツズマブのみ再開.以後肺高血圧症の再燃なくトラスツズマブ単独療法継続中である.ペルスツズマブによる肺高血圧症の報告は殆どなく機序は不明である. 抗HER2抗体薬により引き起こされる有害事象として心機能障害はよく知られているが、肺高血圧症は殆ど知られていない.抗HER2抗体薬を使用する際には心機能低下のみではなく肺高血圧症にも留意する必要がある.}, pages = {35--40}, title = {乳癌術後腋窩リンパ節再発に対しペルツズマブ投与中に 肺高血圧症を呈した一例}, volume = {70}, year = {2019}, yomi = {ヒグチ, アキオ and カトウ, ナオト and オカモト, サキ and ニシヤマ, ユキコ and トダ, ムネハル and フジサワ, ジュン and マツカワ, ヒロシ and タマガワ, ヒロシ and マスダ, ムネタカ} }