@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001796, author = {武部, 貴則}, issue = {1}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Jan}, note = {医療( Medicine)とは,病の予防・診断・治療を実現する科学(Science)にもとづく実践(Practice) であった.2000年以上の歴史とともに産学連携のもと発展を遂げた医療技術は,多くの病を克服する に至り,寿命の大幅な延伸を達成した結果,人生100年時代ともいわれる超高齢化社会へ突入した. 一方,IT,スマートフォン,モビリティ分野などのテクノロジー革新がもたらされ,多くの人々の行 動様式や文化様式が大幅に変容しつつ有る.さらには,人々のコミュニケーションのためのチャンネ ルが拡張した結果,医療の扱う範囲も急速に膨化しつつある.このような社会構造の急速な変化に呼 応して,医療はその形と責任の変容を迫られている.われわれは,次世代の医療(Medicine Beyond) とは,病そのものというよりも,人間らしさ(Humanity)を追究し続けることを目的としたより高次 元の体系へと拡張するものと予測する.そして,そのためには,今まで対象とはされていなかった未認知の課題を新たに定義し,創造的な実践により課題解決を試みる活動に力点を移す必要があると考えている.すなわち,従来医療の手法に加えて,Humanityを豊かにするためのコミュニケーション・ デザインを活用した新たな実践体系を推進していくことが重要である.本論文では,横浜市立大学先端医科学研究センターに開設されたコミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)での 取り組みを紹介しつつ,われわれの考える次世代医療が指向する未来像を予測・議論したい.}, pages = {41--52}, title = {次世代医療の展望:ヒューマニティとデザイン}, volume = {70}, year = {2019}, yomi = {タケベ, タカノリ} }