@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00001839, author = {小野瀬, 祐太 and 涌井, 直人 and 長崎, 翔 and 早川, 達也 and 横田, 望美 and 玉那覇, 瑛太 and 窪田, 祥平 and 和田, 芳雅 and 早野, 聡子 and 只木, 弘美 and 粟生, 耕太}, issue = {2}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {May}, note = {現在,川崎病の標準治療は大量ガンマグロブリン静注(IVIG; intravenous immune globulin) 療法とされている.2018年2月にポリエチレングリコール処理人免疫グロブリンの添付文書が改訂さ れ,最大投与速度が0.03 ml/kg/minから0.06 ml/kg/minに変更された.当院においても2018年4月か ら最大投与速度をこれまでの0.03ml/kg/min から0.06ml/kg/minへ変更した.投与速度上昇に伴い1 回あたりのIVIG投与時間が短縮れ,解熱までの病日が短縮されることやIVIG不応例に対しより早い追加治療ができる可能性が考えられた.今回,診療録をもとに最大投与速度0.03ml/kg/min群(A群)43例と0.06ml/kg/min群(B群)17例について後方視的に比較検討した.両群間で性別,月齢,重症度に差はなかった.1回のIVIG療法で解熱が得られたのは,A群28例,B群15例,2回のIVIG療法 を要したのはA群7例,B群2例であった.IVIG療法のみでは解熱せず追加治療のため高次医療機関 に転院となった例はA群では8例あったものの,B群では1例も認めなかった.いずれの項目も統計学上の有意差はなかった.今回の検討では,症例数が少ないため有意差が得られなかった可能性があり,今後症例数を重ねて再検討する余地があると考えられた.}, pages = {95--99}, title = {当院での川崎病治療における大量ガンマグロブリン療法の 投与速度に関する検討}, volume = {70}, year = {2019}, yomi = {オノセ, ユウタ and ワクイ, ナオト and ナガサキ, ショウ and ハヤカワ, タツヤ and ヨコタ, ノゾミ and タマナハ, エイタ and クボタ, ショウヘイ and ワダ, ヨシマサ and ハヤノ, サトコ and タダキ, ヒロミ and アオ, コウタ} }