@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:02000108, author = {呉 吉男 and 立石 綾 and 鈴木 創太 and 藤川 寛人 and 井上 広英 and 山本 崇輔 and 鈴木 紳祐 and 五代 天偉 and 熊切 寛}, issue = {4}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Nov}, note = {症例 2 例は頸部腫瘤を主訴として受診し精査の結果から, 1 例は甲状腺腫瘍を合併し,他の1 例は単独の上部食道憩室であった.上部食道憩室は発生部位の違いにより 3 種類に分類され,更に甲状腺腫瘍との鑑別を必要とする場合がある.今回の 2 例は頸部超音波検査,頸部CT検査,食道造影検査から食道と憩室の位置関係を考慮してKillian-Jamieson憩室と診断した.本疾患は稀なため偶然に診断される場合が多く,その診断の契機となるのは諸検査の中で頸部超音波検査による場合が多い.従って,その診断のためには超音波検査の特徴を認識していることは極めて重要である.その最も特徴的な所見は腫瘤内に点状高エコースポットを多数認め,腫瘤を圧迫すると内容物が流動的に動き,腫瘤が縮小することである.本疾患に対する治療は憩室の大きさとその自覚症状があれば外科的治療の適応となる.外科治療にあたり,その頸部外切開の位置は憩室が充分に露出可能と判断できる皮膚割線に沿って横切開を置き,安全な術野の獲得のため甲状腺を気管前面より剝離,翻転し,更に反回神経を安全に確認することである.憩室切除では憩室基部を充分に露出し,憩室切除方法として縫合不全を避けるため 2 例とも自動縫合器を使用した. 2 例とも術後合併症はなく術後 4 日目に退院した.}, pages = {565--569}, title = {頸部腫瘤として受診した Killian-Jamieson食道憩室 2 例の治療経験}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {クレ ヨシオ and タテイシ アヤ and スズキ ソウタ and フジカワ ヒロト and イノウエ ヒロヒデ and ヤマモト ソウスケ and スズキ シンスケ and ゴダイ テンイ and クマギリ ユタカ} }