@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:02000111, author = {馬場 隼一 and 岩井 俊憲 and 南山 周平 and 杉山 聡美 and 吉井 悠 and 北島 大朗 and 矢島 康治 and 小栗 千里 and 山中 正二 and 光藤 健司}, issue = {4}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Nov}, note = {類皮囊胞は口腔領域では舌下部正中に生じることが多く,側方部に生じることは4.3%と極めてまれである.側方型類皮囊胞はラヌーラなどの他病変との鑑別が必要である.今回われわれは,舌下部に生じた側方型類皮囊胞の 1 例を経験したのでその概要を報告する.  症例は15歳,女児.右側顎下部の膨隆のため,当科紹介受診となった.CTでは右側舌下隙に単房性囊胞性病変を認め,MRIでは病変の内部に複数の小結節様構造を認めた.USでは病変は不均一で角化物を伴い,病変内の血流は認めなかった.右側舌下部類皮囊胞の臨床診断のもと,全身麻酔下に口内法での囊胞摘出術を施行した.舌神経麻痺や血腫などの合併症は生じず,術後 2 日目に退院となり,病理診断は類皮囊胞であった.術後 6 年経過するが,再発は認めず経過良好である.側方型類皮囊胞はまれであるため,舌下隙に生じる病変との鑑別を確実に行い,顎舌骨筋と囊胞の解剖学的位置関係を把握したうえで手術のアプローチを決定することが重要であると思われた.}, pages = {585--589}, title = {舌下部に生じた側方型類皮囊胞の 1 例}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {ババ ジュンイチ and イワイ トシノリ and ミナミヤマ シュウヘイ and スギヤマ サトミ and ヨシイ ハルカ and キタジマ ヒロアキ and ヤジマ ヤスハル and オグリ センリ and ヤマナカ ショウジ and ミツドウ ケンジ} }