@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:02000112, author = {奥田 尚子 and 菅野 伸洋 and 久保田 陽 and 福井 綺夏 and 待鳥 悠 and 佐藤 泉 and 秋元 規宏 and 岡本 浩直 and 合田 杏子 and 中山 博貴 and 山仲 一輝 and 羽鳥 慎祐 and 谷 和行}, issue = {4}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Nov}, note = {症例は72歳男性,右腹部膨隆を主訴に来院し腹部CTで肝右葉に20×14㎝の肝嚢胞を認めた.無症候性であり経過観察の方針となった. 2 週間後に頻呼吸,呼吸困難を主訴に再度来院した.胸腹部造影CT検査で肝嚢胞により高度に圧排された下大静脈と,両側腸骨静脈内および両側肺動脈主幹部に低吸収域を認め,深部静脈血栓症ならびに肺血栓塞栓症の診断となった.抗凝固療法を施行し血栓が消退傾向となったのちに待機的に腹腔鏡下に肝嚢胞開窓術を施行した.術後経過は良好で肝嚢胞の再燃なく経過している.単純性肝嚢胞は無症候の場合は治療対象とならないが臨床症状を有する場合には治療適応となる.本症例では来院時には無症候性であったがCTで肝嚢胞とそれに伴う下大静脈圧排像を認めており,その後短期間で深部静脈血栓症ならびに肺血栓塞栓症を呈した.無症候性でも下大静脈の圧排所見を認めた場合には手術を含めた治療介入を検討する必要があり,腹腔鏡下肝嚢胞開窓術は低侵襲でありよい治療適応となる.今回我々は巨大肝嚢胞に伴う肺血栓塞栓症を発症し腹腔鏡下肝嚢胞開窓術により治療した症例を経験したので報告する.}, pages = {591--595}, title = {巨大肝嚢胞により肺血栓塞栓症を来した症例に対して 血栓溶解療法後に腹腔鏡下肝嚢胞開窓術を施行した一例}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {オクダ ナオコ and スガノ ノブヒロ and クボタ ヨウ and フクイ アヤカ and マチドリ ハルカ and サトウ イズミ and アキモト ノリヒロ and オカモト ヒロナオ and ゴウダ キョウコ and ナカヤマ ヒロタカ and ヤマナカ カズキ and ハトリ シンスケ and タニ カズユキ} }