@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:02000135, author = {柴田 利満}, issue = {1}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Mar}, note = {学校心臓検診ではスクリーニング基準に基づいて心電図の判読がおこなわれている.先天性心疾患の多くは学校心臓検診以前に診断されるが,その他の心疾患や不整脈疾患など重要な疾患が学校心臓検診において発見される.スクリーニング基準の項目に,QRS波の異常の一つとして異常Q波があり,その存在により二次検診の対象となりうる.異常Q波の存在が心疾患の診断につながる場合も多く,学校心臓検診において心電図を判読する上で重要な所見である.また,異常Q波を示す正常亜型の存在もあり心疾患との鑑別も必要となる.V6 誘導の深いQ波という異常Q波は,もともと心室肥大判定基準に含まれた所見であるが,それ以外のパターンの異常Q波も含めて肥大型心筋症などに認められることがあり注意を払うべき所見である.異常Q波を呈する疾患は多岐にわたるので,異常Q波の成因と発生部位に分けて,Q波と初期ベクトルの関係を論じ,異常Q波を呈する症例を提示して検討した.異常Q波の成因がベクトル心電図のQRSループの変形として視覚的に認識できるためベクトル心電図を表示した.}, pages = {13--21}, title = {学校心臓検診で見られる異常Q波の成因の検討}, volume = {75}, year = {2024}, yomi = {シバタ トシミツ} }