@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002035, author = {松下, 年子 and 河口, 朝子 and 原田, 美智}, issue = {2}, journal = {アディクション看護}, month = {Dec}, note = {ハンセン病療養所に勤務する看護師911名を対象に、職業性ストレスの掌握及びストレスとアディクションややりがい等の関連要因との関係を明らかにすることを目的に、職業性ストレス(NIOSH尺度使用)とアディクション(FTND、CAGE使用)等の設問を含む自記式質問紙調査を実施した。結果、看護で「困難なことがあっても、特にハンセン病療養所だからということではない」と「ハンセン病療養所での看護ゆえの困難がある」がともに4割、「やりがいや魅力があっても、特にハンセン病療養所だからということではない」が4割強、やりがいは「特にない」が3割弱、ハンセン病への差別・偏見を体験している者は2割強であった。「ストレスが多い」と自覚している者は5割強、「他の職場と変わらない」が3分の1、ハラスメントの経験者は身体的暴力が1割、言葉の暴力は4割であった。NIOSH得点等の変数間の相関では、抑うつが高いほど自尊心が低く健康状態は悪く、職位が高いほど、また専従職員であるほど仕事のコントロールと人々への責任は高かった。ニコチン依存症が疑われる者は5.2%、アルコール依存症が疑われる者は6.1%であり、ギャンブル習慣は女性よりも男性が高かった。やりがいが「特にない」者では差別・偏見体験なしが多く、「ハンセン病療養所での看護ゆえの魅力ややりがいがある」者では差別・偏見体験ありが多く、ハンセン病体験記の読書経験者も多かった。ニコチン依存症が疑われる者の労働負荷は疑われない者よりも低く、アルコール依存症が疑われる者の自尊心は疑われない者よりも低く、抑うつは高かった。(著者抄録)}, pages = {104--140}, title = {ハンセン病療養所に勤務する看護師の職業性ストレス及び、ストレスとアディクションを含む関連要因との関係 自記式質問紙調査の結果より}, volume = {16}, year = {2019} }