@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002043, author = {根本, 敏行 and 川村, 典義 and 河原, 正明 and 岩瀬, 正泰 and 光藤, 健司}, issue = {2}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Apr}, note = {歯性感染症に継発する脳膿瘍はまれといわれている.われわれは歯性感染症が原因と考えられた脳膿瘍のまれな1例を経験したので報告する.患者は70歳代女性で,頭痛,食欲不振,微熱,歩行障害が発現した.血液検査で白血球およびCRPの上昇を認め,造影CT写真では左頭頂葉に2cm大の単発性のリングエンハンス像がみられ脳膿瘍が疑われた.穿頭排膿術が施行され,膿瘍から口腔内常在菌であるPeptostreptococcus microsとPrevotella intermediaが同定され,歯性感染症による脳膿瘍と考えられたため,口腔ケアと原因歯である根尖性歯周炎の歯の抜歯を行ったところ,その後脳膿瘍は再発なく経過した.脳膿瘍は歯性感染症が原因となることがあるため,口腔常在菌などの細菌検査,歯周病検査が重要である.}, pages = {69--75}, title = {歯性感染症から継発した脳膿瘍の1例}, volume = {71}, year = {2020}, yomi = {ネモト, トシユキ and カワムラ, ノリヨシ and カワハラ, マサアキ and イワセ, マサヤス and ミツドウ, ケンジ} }