@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002263,
 author = {河原, 慎之輔 and 青山, 徹 and 村岡, 枝里香 and 奥田, 尚子 and 渥美, 陽介 and 風間, 慶祐 and 沼田, 正勝 and 玉川, 洋 and 湯川, 寛夫 and 利野, 靖 and 益田, 宗孝 and Kawahara, Shinnosuke and Aoyama, Toru and Muraoka, Erika and Okuda, Naoko and Atsumi, Yosuke and Kazama, Keisuke and Numata, Masakatsu and Tamagawa, Hiroshi and Yukawa, Norio and Rino, Yasushi and Masuda, Munetaka},
 issue = {1},
 journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL},
 month = {Jan},
 note = {症例は57歳男性．検診異常に対し施行した上部消化管内視鏡で胃癌が疑われ，当科紹介となった．精査の結果，上部消化管内視鏡で胃体中下部小弯に 2 型病変を認め，また腹部造影CTで胃病変と一塊となった多数のリンパ節腫大と腹部造影MRIで多発肝転移（S6，S7）を認めた．LM，Less，Type2，46㎜，pap-tub1-tub2，HER2 score3，cT4aN2（bulky N）H1（M1 HEP）P0CY0，cStageⅣの切除不能進行胃癌と診断し，XP＋trastuzumab （capecitabine 1500㎎/㎡ 1 日 2 回14日間，CDDP 80㎎/㎡/日day 1 投与，trastuzumab 8 ㎎/㎏day 1 投与： 3 週 1 コース）併用化学療法を施行した．腎障害のため 3 コース目からCDDPは中止としたが， 1 コース施行後にPR， 6 コース施行後にPET-CTで原発巣，リンパ節転移，肝転移はいずれも集積を認めずCRと判定し，ycT3（SS）N0M0，ycStageⅡAと診断した．Conversion Surgeryの適応として，開腹幽門側胃切除，D 2 郭清，oux-en-Y再建術を施行した．
術後病理診断では化学療法の組織学的効果判定はGrade 3であった．術後補助化学療法としてX＋trastuzumaを 4 コース施行したが，術後 2 年 3 か月無再発生存中である．Conversion Surgeryの適切なタイミング，適格基準については一定の見解は得られていないが，今後の症例の蓄積，検討や前向き研究によりさらなる予後改善が期待される．},
 pages = {9--14},
 title = {XP＋Trastuzumab療法で完全寛解後にConversion Surgeryを 施行し得たHER2陽性StageⅣ切除不能進行胃癌の 1 例},
 volume = {72},
 year = {2021},
 yomi = {カワハラ, シンノスケ and アオヤマ, トオル and ムラオカ, エリカ and オクダ, ナオコ and アツミ, ヨウスケ and カザマ, ケイスケ and ヌマタ, マサカツ and タマガワ, ヒロシ and ユカワ, ノリオ and リノ, ヤスシ and マスダ, ムネタカ}
}