@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002355, author = {桑高, 秀輔 and 菅谷, 渚 and 齋藤, 京子 and 五十嵐, 中 and 稲森, 正彦 and Kuwataka, Shusuke and Sugaya, Nagisa and Saito, Kyoko and Igarashi, Ataru and Inamori, Masahiko}, issue = {4}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Dec}, note = {高齢者の転倒・骨折は,寝たきりの要因の第 3 位に位置付けられ,近年の介護予防の観点からも重要視されている問題である.本研究では眼疾患領域に焦点を絞り転倒リスクスコアに寄与する要因の同定を試みた.  施設ではなく自宅で生活している眼科受診患者,男性43名(平均年齢76.8歳±6.3),女性80名(平均年齢74.5±7.2歳)の計123名を対象に質問票形式で調査を実施した.  転倒リスクスコアとlogMAR視力の相関係数は0.35であり,それほど強い相関はないと考えられた.各疾患の有無によるリスクスコアの比較をウェルチt検定で行った結果,いずれの眼疾患においても有意差は認められなかった.  転倒リスクスコアと外出頻度の相関係数は0.22,運動頻度と転倒リスクスコア間の相関係数は0.02,最後に転倒してからの年数と転倒リスクスコアの相関係数は-0.23であり,いずれも強い相関がみられなかった. logMAR視力,白内障,緑内障などを含め,10項目を転倒リスクスコアに対して重回帰分析(Akaike information criterion for model selection)を行った結果,決定係数は0.20,調整済み決定係数は0.22であり,他にもリスク因子が存在すると考えられた.  今後,転倒リスクスコア表の改良に加え,今回新たに設定した転倒交絡因子を踏まえた上での眼疾患の評価項目を拡充させる,調査数を増やすなどの方法により再度転倒リスク因子の同定を検討する事が必要と考えられた.}, pages = {495--501}, title = {地域在住高齢者における眼疾患領域からみた転倒リスクスコアに寄与する要因の検討}, volume = {72}, year = {2021}, yomi = {クワタカ, シュウスケ and スガヤ, ナギサ and サイトウ, キョウコ and イガラシ, アタル and イナモリ, マサヒコ} }