@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002521, author = {宮﨑, 智之 and Miyazaki, Tomoyuki}, issue = {1}, journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL}, month = {Apr}, note = {記憶・学習のように外界からの刺激に応答して脳は「可塑的に」変化するが,その中核的機能を担うのが興奮性神経伝達を司るAMPA受容体である.AMPA受容体はイオンチャネル共役型のグルタミン酸受容体であり,神経回路ネットワークの頑健性はシナプスに発現するAMPA受容体量によって規定されている.これまでに行われてきた基礎研究では,AMPA受容体が正常な神経機能をどのように調節し,また精神疾患病態においてはその機能がどのように破たんするかについて,数多くの精神神経疾患モデル動物を用いた解析により明らかになってきた.しかしながら,実際の精神神経疾患患者の生体脳内においてAMPA受容体の挙動がどのようになっているかは,検証する手段がこれまで存在しなかったため未知であった.本稿では,脳内における興奮性情報伝達を中核的に担うAMPA受容体について概説した上で,筆者らが世界に先駆けて開発に成功したAMPA受容体をヒト生体脳で可視化できるPET薬剤である[11C]K-2の開発について紹介する.}, pages = {21--27}, title = {新規AMPA受容体PETイメージング技術による 精神神経疾患メカニズム解明に向けたトランスレーショナルアプローチ}, volume = {73}, year = {2022}, yomi = {ミヤザキ, トモユキ} }