@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00002722,
 author = {秋元, 規宏 and 澤崎, 翔 and 樋口, 晃生 and 箕輪, 和陽 and 土屋, 皓平 and 栗原, 正輝 and 加藤, 綾 and 川邉, 泰一 and 利野, 靖 and 佐伯, 博行 and Akimoto, Norihiro and Sawazaki, Sho and Higushi, Akio and Minowa, Kazuaki and Tsuchiya, Kouhei and Kurihara, Masaki and Kato, Aya and Kawabe, Taiichi and Rino, Yasushi and Saeki, Hiroyuki},
 issue = {2},
 journal = {横浜医学, YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL},
 month = {Apr},
 note = {症例は73歳男性．便秘および血便を主訴に救急外来を受診した．腹部は所見なく，直腸診で肛門縁より約7 ㎝の直腸前壁に腫瘤を触知した．造影CTで，軸断面で直腸に重積像，冠状断で同部位にmulti consentric ring sign を認め腸重積症と診断した．注腸造影では直腸に蟹爪様の所見を認め，送気により整復した. 腹部は所見なく，排便も認めていたため，全身精査後に待機的に手術を行う方針とした．下部消化管内視鏡検査で肛門縁から約15㎝のRS部に半周性の1 型腫瘍を認め，生検で高分化腺癌であった．直腸RS癌による腸重積症の診断で，入院9 日目に開腹高位前方切除術，D 3 リンパ節郭清を行った．開腹すると骨盤内の岬角より尾側の直腸RS部に腫瘍の壁変形を認めた．重積は認めず，腸管の浮腫状変化は軽度であったため，一期的に切除吻合した．切除標本では40×30mm，環周率50%の1 型腫瘍を認め，病理組織学的検査はtub 2 ，pT 2 ，ly 1 ，v 1 ，pN 0 （ 0 /23），pStage Ⅰであった．術後経過は良好で，術後7 日目に軽快退院した．成人の腸重積は小児と比べて稀な疾患であり，また直腸腸重積症は稀であるため，若干の文献的考察を加えて報告する．},
 pages = {67--71},
 title = {注腸による整復後に待機的手術を施行した直腸S状部癌による成人腸重積症の1 例},
 volume = {74},
 year = {2023},
 yomi = {アキモト, ノリヒロ and サワザキ, ショウ and ヒグチ, アキオ and ミノワ, カズアキ and ツチヤ, コウヘイ and クリハラ, マサキ and カトウ, アヤ and カワベ, タイイチ and リノ, ヤスシ}
}