@article{oai:ycu.repo.nii.ac.jp:00000556, author = {佐藤   , 渉 and 亀田, 久仁郎 and 鈴木, 伸吾 and 山本   , 淳 and 三宅 , 益代 and 長嶺 , 弘太郎 and 久保   , 章 and 秋山 , 浩利 and 遠藤   , 格}, issue = {2}, journal = {横浜医学, Yokohama Medical Journal}, month = {Aug}, note = {直腸癌術後の吻合部狭窄はしばしば経験する合併症の一つであり,多くの症例では用指ブジーやバルーンを用いた内視鏡的拡張術が可能である.今回我々は直腸癌術後に血流障害によると考えられる吻合部口側腸管の広範な狭窄を呈した症例を経験したので報告する.症例は63歳,男性.約9㎝大の直腸S状部癌に対して腹腔鏡補助下低位前方切除術,D3郭清,一時的回腸人工肛門造設術を施行した.ストマ閉鎖術前の評価目的に施行した下部消化管内視鏡検査で全周性の吻合部狭窄を認めたため吻合部バルーン拡張術を施行した.拡張術後スコープは吻合部を通過可能となったが,吻合部口側腸管が広範に狭窄していた.狭窄腸管の切除再吻合術を試みたが,術中所見で吻合部口側腸管は索状に萎縮し,骨盤底は強固な癒着を認めたため断念した.本症例は辺縁動脈の血流が不十分だったことによる腸管虚血が原因と考えられ,吻合の際には腸管血流により一層の注意を払うことが肝要と考えられた.}, pages = {75--78}, title = {直腸癌術後に吻合部口側腸管の広範な索状狭窄を生じた1 例}, volume = {67}, year = {2016}, yomi = {サトウ, ショウ and カメダ, クニオ and スズキ, シンゴ and ヤマモト, ジュン and ミヤケ, マスヨ and ナガミネ, コウタロウ and クボ, アキラ and アキヤマ, ヒロトシ and エンドウ, イタル} }