Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2021-12-13 |
タイトル |
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タイトル |
薬剤師を地域在宅緩和ケアに参画させることへの期待と問題点 |
タイトル |
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タイトル |
EXPECTATIONS AND PROBLEMS IN INVOLVING INSURANCE PHARMACY PHARMACISTS IN COMMUNITY-BASED HOME PALLIATIVE CARE |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
薬剤師|在宅医療|緩和ケア|地域医療 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
pharmacist|home medical care|palliative care|community medicine |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
著者 |
奈良, 健
日下部, 明彦
稲森, 正彦
飯田, 洋
宮崎, 百合
中里, 裕之
太田, 光泰
Nara, Takeshi
Ksakabe, Akihiko
Inamori, Masahiko
Iida, Hiroshi
Miyazaki, Yuri
Nakazato, Hiroyuki
Ohta, Mitsuyasu
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
がんなどの重い疾病を抱えた患者の住み慣れた自宅などの望む療養場所でつらい症状なく過ごすことが出来る支援を行うことが在宅緩和ケアの目標のひとつである.在宅緩和ケアに医療用麻薬などの症状緩和目的の薬剤は病院内と同様に必要であり,これらの薬剤を患者の元に届ける在宅訪問薬剤師は在宅緩和ケアの推進に不可欠な存在だと考えられる.しかし,実際には地域において医療用麻薬を扱う薬局は少なく,在宅医療に関わる訪問薬剤師の数は十分ではないと考えられている.そこで在宅医療の現場における,訪問薬剤師の印象と期待を聞き取り,今後の課題を考察した.医療,介護,教育,行政の各職種と地域住民などに対して,調査者と回答者が 1 対 1 で対面して聴取を行う個人面接を行って口頭データを収集し,インタヴュー形式による質的研究を行った.その結果,訪問薬剤師とその拠点となる保険薬局が在宅での終末期がん緩和ケアに対する医療資源になりうる事を認識している人が少ないなどの問題が明らかになった.在宅訪問薬剤師が在宅緩和医療に参画していくためには,患者にとっての生活の場である自宅と病院内との環境の違いを理解し,また在宅緩和ケアの一般的な在宅医療との相違点を理解し,それらに即した適切な業務を行っていくことが求められていると考えられた. |
書誌情報 |
横浜医学
en : YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL
巻 72,
号 4,
p. 503-511,
発行日 2021-12-03
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出版者 |
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出版者 |
横浜市立大学医学会 |
ISSN |
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収録物識別子 |
0372-7726 |