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アイテム
過敏性腸症候群の脳腸相関における認知的要因の役割
https://ycu.repo.nii.ac.jp/records/501
https://ycu.repo.nii.ac.jp/records/501c7d77622-08b2-4118-a45e-d95ce8918c43
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2016-06-01 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 過敏性腸症候群の脳腸相関における認知的要因の役割 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | THE ROLE OF COGNITIVE FACTORS IN THE BRAIN-GUT CONNECTION IN IRRITABLE BOWEL SYNDROME | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 過敏性腸症候群 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 脳腸相関 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 認知的要因 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 認知行動療法 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | irritable bowel syndrome | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | brain-gut axis | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | cognitive factor | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | cognitive behavioral therapy | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
アクセス権 | ||||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||
著者 |
菅谷, 渚
× 菅谷, 渚
× Sugaya, Nagisa
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome: IBS)は心理的要因が発症・悪化に関与することの多い消化器系心身症である.中枢神経系から腸へ,あるいは腸から中枢神経系へ双方向的に影響しあっており,それらの関連を視床下部-下垂体-副腎(hypothalamic-pituitary-adrenal: HPA)系や自律神経系,免疫系等が媒介する可能性が示唆されている.このようなネットワークがIBSの病態生理において重要な役割を持つと考えられる.また,IBSは心身両面からの介入が必要な疾患であり,心理的介入として認知療法あるいは認知行動療法の有効性が実証されている.近年では認知行動療法による介入効果やそのターゲットとなる認知とIBSの脳腸相関にかかわる各系との関連について報告されつつある.たとえば,IBS患者において,痛みに対する破局的認知の強さは右背外側前頭前野の厚さと強い負の相関を示されている.また,IBS保有者では急性ストレッサーに対するコントロール可能性の評価の低さと副腎皮質ホルモンとの相関が強く,IBSにおける認知とHPA系の関連の強さがうかがえる.さらに介入研究においては,認知療法によって海馬傍回と右帯状皮質下部の神経活動は低下し,辺縁系活動の変化は腹部症状や不安の改善に付随していることも報告されている. 以上のように,脳腸相関における認知的要因の役割を解明することは,認知行動療法をはじめとした心理的介入をよりIBSの特徴に適したものに発展させることにも貢献すると期待できる. |
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書誌情報 |
ja : 横浜医学 en : yokohama medical Journal 巻 67, 号 1, p. 69-73, 発行日 2016-01-31 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 横浜市立大学医学会 | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子 | 0372-7726 |