Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2016-05-31 |
タイトル |
|
|
タイトル |
転移性肺腫瘍に対する胸腔鏡下手術後にポートサイト再発をきたした1 例 |
|
言語 |
ja |
タイトル |
|
|
タイトル |
A CASE OF PORT-SITE RECURRENCE AFTER THORACOSCOPIC SURGERY FOR LUNG METASTASIS |
|
言語 |
en |
言語 |
|
|
言語 |
jpn |
キーワード |
|
|
主題Scheme |
Other |
|
主題 |
胸腔鏡|転移性肺腫瘍|ポートサイト再発 |
キーワード |
|
|
主題Scheme |
Other |
|
主題 |
Thoracoscopic Surgery|Lung metastasis|Port site recurrence |
資源タイプ |
|
|
資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
|
資源タイプ |
departmental bulletin paper |
アクセス権 |
|
|
アクセス権 |
open access |
|
アクセス権URI |
http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 |
著者 |
菅野, 健児
椎野, 王久
永島, 琢也
乾, 健二
益田, 宗孝
Kanno, Kenji
Shiino, Kimihisa
Nagashima, Takuya
Inui, Kenji
Masuda, Munetaka
|
抄録 |
|
|
内容記述タイプ |
Abstract |
|
内容記述 |
症例は75歳男性.盲腸癌・S状結腸癌術後,約2年後に生じた肺腫瘍に対し胸腔鏡下左肺上葉部分切除術を施行,同時に胸膜播種結節を認め切除した.病理組織学的診断ではいずれも大腸癌転移の診断であり,肺切除断端は陰性であった.術後化学療法としてCapecitabine療法を施行したが,術後約1年後に左肺上葉に再度腫瘍が出現したため,胸腔鏡補助下左肺上葉切除術を施行し,大腸癌肺転移の診断となった.術後化学療法は施行しなかった.しかし,上葉切除術後約8か月に,CEAの上昇と左背部の胸壁に腫瘍を認めた.腫瘍は左上葉切除術の際のポートの位置と一致しており,PET-CTでも同部に集積を認めたことから,ポートサイト再発を疑い胸壁腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は周囲の前鋸筋とともに摘出し,広背筋や胸壁は温存した.病理組織学的診断では大腸癌再発に矛盾がないとの報告であり,ポートサイト再発と判断した.手術可能な転移性肺腫瘍に対する治療として,一般的には胸腔鏡下腫瘍切除が行われているが,稀な合併症としてポートサイト再発が報告されている.悪性腫瘍に対する胸腔鏡手術では,ポート孔の保護が非常に重要であることが示唆された. |
書誌情報 |
ja : 横浜医学
en : Yokohama Medical Journal
巻 67,
号 1,
p. 7-10,
発行日 2016-01-31
|
出版者 |
|
|
出版者 |
横浜市立大学医学会 |
ISSN |
|
|
収録物識別子 |
0372-7726 |